行事 / 教室・会
年間行事
1月
一月一日
元旦祈願会 大護摩奉修
元旦祈願会とは、元旦にこれからの一年間の万民豊楽、世界平和、当病平癒、災難厄除などの除災招福を神仏に心願をこめて祈り、願う業(儀式)のことで、当寺院では毎年欠かさずに住職が導師となり、この祈願会を行っています。
十二月二十五日頃まで護摩札のお申し込みを承っております。
2月
二月十一日
お焚上げ
お焚上げとは、仏さまに関わっていた物や人の思いのこもった品を前にして、読経し、感謝の気持ちを込めてお焼香をして、その品々を浄焼(焼き浄める)する事です。仏教の言葉で、「お礼参り」という言葉がありますが、卒塔婆、お守りなど、仏様から授かったり、捧げたりしたものは、終わった後のお礼することがとても大切なのです。
大光寺では11月中旬以降、納め箱を設置し、御守りや小さな物などはそちらでお預かりをしております。大きな物や量が多い場合は寺務所にてお預かりを致しますので、御一報の上、御来寺下さい。
費用につきましては、御布施としており、金額を定めておりません。
少量の場合は納め箱にお入れ頂き、本堂や護摩堂のお賽銭箱にお気持ちをお納め下さい。
大きい物や大量の場合は、お預けの際、御参加の際に御布施をお渡し下さいますようお願い致します。
例年2月11日10時からを予定しております。お持ち込みの際は10時までにお越しください。
3月
春分の日前後三日間
春彼岸
彼岸とは、正式には彼岸会であり、意味は『到彼岸』という意味である。すなわち現在、我々が住んでいる世界は此岸(しがん)であり、仏菩薩の悟りの世界である彼岸に渡ることを目的とするのが彼岸会の仏教的な意味である。
彼岸とは、春と秋にあり、三月の彼岸は春日岸とも呼ばれています。春彼岸は春分の日を中日として前後三日、計七日間のことを言います。この間に、在家の信者はお寺参りやお墓参りを行い、御本尊に日頃の感謝をし、御先祖の供養を行い、徳を積むのです。
4月
四月八日
花祭り
花祭りは、他にも灌仏会、降誕会などとも言い、四月八日にお生まれになったというお釈迦様の誕生を祝う仏教行事です。
当寺院では、四月八日に本堂の前に花御堂を設置して、その中に甘茶の入った灌仏桶を置き、その中央に誕生仏を安置し、お釈迦様の誕生時の逸話のように、参拝客の方々に甘茶を注いでいただいております。また、花御堂の横には、甘茶もご用意しております。
花祭り子ども会は平成31年四月を最後に、現在は休止中となります。
四月十八日
観音様祈願会
平成五年四月十八日より隔年(西暦奇数年)で祈願会大祭を行っております。
観音菩薩様は現世利益の佛の代表と言えます。『観音経』によれば、三十三のお姿に身を変えて、七難七生の苦から救ってくれるといいます。
宝珠観音とは、一つの願い事だけお願いし願を掛けます。一心にお願いし、ご利益があったならば、必ずお礼参りに参りますと願をかけます。
祈願会には、多くの方に「のぼり旗」を御奉納頂き、信心を集めております。
7月
七月九日
お施餓鬼
お施餓鬼は、餓鬼道の世界に落ちて苦しんでいるものに飲食を施して供養するという意味ですべての生命を尊ぶことを教えています。施餓鬼会は通常お盆の時期に行われますが本来は特定の日に限定されるものではございません。毎日行ってもいいことなのですが、お盆の由来の目連尊者のお話と施餓鬼の由来の阿難尊者のお話が似ていることからこの時期に行われるようになったようです。
当寺院では、毎年七月九日に施餓鬼会を開いており、宗祖弘法大師様より受け継いだ作法にのっとり、大々的にお施餓鬼の法要を行います。
一般の方も外からご観覧いただけますので、お気軽に来山なさってください。
十三から十六日
お盆
お盆とは、元々陰暦7月15日の前後数日間をいい、新仏やご先祖さまの精霊をわが家に迎え、供養し、家族と亡き人が共に過ごす期間です。正式には『盂蘭盆会』といい、インドの古い言葉『ウランバナ』を漢字に訳したものです。また、四十九日忌(場合によっては三十五日忌)の法事が済んで初めて迎えるお盆のことを「新盆(にいぼん)」などと呼びます。現在、東京周辺においては明治の暦変更時に新暦の同じ七月に行い、他の地域では陰暦の七月頃にあたる現在の八月の日程で行われております。
お盆は、目連尊者が餓鬼道に落ちて、苦しんでいる母親を見つけ、お釈迦様に相談して言われた方法で追善供養をすると、その功徳によって餓鬼道から抜け出せたという逸話が起源とされています。
9月
秋分の日前後三日間
秋彼岸
彼岸とは、正式には彼岸会であり、意味は『到彼岸』という意味である。すなわち現在、我々が住んでいる世界は此岸(しがん)であり、仏菩薩の悟りの世界である彼岸に渡ることを目的とするのが彼岸会の仏教的な意味である。
彼岸とは、春と秋にあり、九月の彼岸は秋日岸とも呼ばれています。秋彼岸は秋分の日を中日として前後三日、計七日間のことを言います。この間に、在家の信者はお寺参りやお墓参りを行い、御本尊に日頃の感謝をし、御先祖の供養を行い、徳を積むのです。
10月
十月二十一日
四国八十八ヶ所遍礼お砂踏み霊場
当寺院では、弘法大師入唐千二百年を記念して、平成十五年十一月に、四国八十八ヶ所遍礼お砂踏み場を開闢しました。隔年(西暦偶数年)の十月二十一日に祈願会大祭を行っていて、多くの参詣者の方々で賑わっております。
こちらも観音様と同様、祈願会には、多くの方に「のぼり旗」を御奉納頂き、信心を集めております。
教室・会
写経会
お経を書き写す「写経」は、簡単な仏道修行の一つです。当山で写経のお手本となるものは、「般若心経」です。「般若心経」は数ある経典の中で最も広く親しまれているお経です。
わずか262文字の中に仏教の教えがつまっていて、お写経するのにもほど良い長さです。
当山では「お写経」を希望される皆様のために、用具は全て御用意してございます。
- 毎月第三日曜日 午後二時より
- 納経料:1,000円
写経のやり方
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1合掌して深く礼拝
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2静かに呼吸を調えながら墨をする
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3合掌して経文『勤行式』を唱える
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4印を結んで、身体を左右にゆすり、心を落ち着かせる
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5マスクをして、心を込めて書写する
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6終わったら、
「願わくばこの功徳をもって普ねく一切に及ぼし
我等と衆生と 皆ともに仏道を成ぜんことを」 -
7合掌して深く礼拝
巡礼
現在は休止中のため、再開など詳細は、寺報並びにこちらでお知らせいたします。
当山では、毎年、春と秋に巡礼を企画しております。
今までには、四国八十八ヶ所、小豆島八十八ヶ所、西国三十三観音、秩父三十四観音、板東三十三観音、最上三十三観音などを巡礼しました。場所により変わりますが、基本的に1回~数回に分けて、巡礼しています。